2018-09-30

研究

論文を読んでいると焦る。
世界のレベルがすごく高くて、スピードもレベルも全く追い付いていない。

今の分野が、強豪ラボが集う分野でもあるけれど、自分たちの研究の薄さを実感するし、世で実際に必要とされているところに全く達していないというのが、またつらい。

博士課程のころにも感じたけれど、やはり学校にありがちな”頑張ればそれでOK”というは研究分野や成果で勝負するような仕事では無意味で、最終的なゴールにできるだけ早く到達できたかどうかが重要なんだなとしみじみ実感。
 今は目指したい場所があって、そこを目指してスタートしていたつもりだけれど、そのスタートにも立てていないような感覚。

何かを知れば知るほど自分の無知を認識せざるを得ないように、周りの世界が見えてくると今いる場所がすごくかけ離れていることが身にしみてわかる。

本気であるターゲットの構造を解きたいと思ったら解けるところに行くのがいいのか?
役に立つ研究をしたいと思ったら、実際にできているラボに行くのがいいのか?

悩むことなんて毎日たくさんあるけれど、色々な事を考えても仕方ない。
もちろん、大きなものを目指すのもいいけれど、今、この場所で今の自分にできるところで頑張るしかないんだよね。

これまで数年の研究が無駄にならないように、そして今の努力が無駄にならないように、小さくても成果を残したい。そしたら、どこかで次のチャンスに巡り合えるだろうか?

そう信じて頑張ろう!

雨上がりの東京。 #Ginza #Tokyo


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