2005-11-20

東京国際女子マラソン

・・・・・サイクリングの途中の偶然の出来事・・・・・

初めて目の前で、一流のマラソン選手が走る姿を見た.
それも東京国際女子マラソンに出ていた高橋尚子さん.

ゴールもまじかに迫った場所だったので、もちろん目の前を一位で通過していった.でも、その瞬間は、誰が一位なのか全くわからなかったので、彼女がトップで走り抜けて行ったときには、すごい声援がおこった!

彼女が一位で通過したたその喜びを感じ、ゴールを目指して走る姿に感動した.

最近なぜか涙もろい私は、そんな彼女の姿を見ただけで、涙が出そうになってしまった.

私にとってマラソンは、得意な競技でもあり大嫌いな競技でもあった.小学校の頃からずっと走ることは大好きで、長い距離を好きなように走っていた.学校か ら家まではもちろん、夜でも構わず走りたくなったら走りに出かけた.でもそのうち、記録や順位に追われる日々が続くようになってしまった.毎日毎日、男子 と走って練習して・・・大会になれば極度に緊張してプレッシャーに押しつぶされそうで・・・・楽しむなんていうそんな感覚、全くなかった.ただただ、毎日 がつらくて耐えられなくて、マラソンや駅伝をTVで見ることさえできなくなった.

でも高校くらいから少しずつTVでマラソンや駅伝などの中長距離を見ることができるようになって、そして後に注目し始めたのが“高橋尚子さん”.初めの頃は、
“走っていることが、どうしてこんなに楽しそうなんだろう?”
そればっかり不思議に思っていた.
けれど、彼女の頑張りとか走ることが好きという心がすごく伝わってくるようで、見ているだけでとても嬉しかったし、もう1度“走ることって面白いかも!”って思わせてくれた.
“プロの選手とは全く次元が違うけど、自分も楽しく走りたい!!”って思わせてくれた.
だからこそ、今回のマラソンでは絶対に勝って欲しかった.だからこそ、余計に一位で目の前を通過したときは本当に嬉しかった.

勇気とか元気とか、そういうものをもらえるって本当だと思った瞬間でした!

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